育毛剤は医薬品、化粧品と医薬部外品に分けられる
2019/10/10
育毛剤の選択肢は非常に豊富ですが、化粧品と医薬部外品という2つのカテゴリに分けられています。商品パッケージなどに記載されている分類ですが、あまり意識せずに購入している方もいるでしょう。両者の違いを把握しておけば、育毛剤選びの際に判断材料として使えるかもしれません。より多くの知識を得てから購入する育毛剤を決めたいと考えているなら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
育毛剤は化粧品と医薬部外品に分けられると述べましたが、実はヘアケアに関わる薬品にはもう1つ医薬品というカテゴリが存在します。そのため、正確には3つに分類されるわけです。ただ、育毛剤として販売されている商品は医薬部外品に分けられるもので、ダイレクトに発毛させる効果が認められているわけではありません。頭皮環境を整えるなど、髪の毛が成長しやすい土台を作るための商品となっています。そのため、本格的に進行している薄毛を治すというより、薄毛の進行を予防する目的に適したヘアケア商品です。髪の毛がどんどん生えるイメージで使っていると理想との差にがっかりすることもあるので、期待しすぎることは避けておきましょう。
では、化粧品と医薬部外品にはどのような差があるのでしょうか?答えはシンプルで、配合されている成分が異なります。化粧品はその名前からイメージされる通り、治療ではなく美容を目的とした商品のカテゴリです。医薬部外品であれば頭皮の殺菌などの具体的な効果をパッケージに記載できますが、化粧品の場合は記載できません。医薬部外品に分類される育毛剤は、濃度が制限されている成分を化粧品よりも高濃度にすることが可能です。ただし、医薬部外品として認められるためには法律で決まっている基準を満たす必要があります。もししっかりとした臨床データがあったとしても、基準に満たなければ化粧品として販売しなければならない場合もあるということです。養毛剤として販売されている商品の中には、基準に関する事情で化粧品になっているものもあるでしょう。
成分を高濃度で配合できる点だけを見て化粧品がワンランク下のヘアケア商品であると考える方もいますが、それは誤りです。基準を満たしていないだけで十分な成果が期待できる養毛剤は少なくありません。あくまでも化粧品と医薬部外品は分類上の違いであり、実際の育毛効果を比べる場合には個々の商品を評価する必要があるでしょう。ただし、あえて片方を選ぶという場合には、医薬部外品の育毛剤の方が適している可能性が高いです。医薬部外品の中には頭皮への負担を抑えた刺激の少ない成分が配合されているものがあります。乾燥肌・敏感肌の自覚がある方でも、頭皮に優しい天然由来成分であれば副作用のリスクを恐れずに使えるはずです。
正確な意味では化粧品の育毛剤は存在しないと言えますが、似た雰囲気のパッケージで養毛剤として販売されている場合があります。そのため、医薬部外品にこだわるのであれば、購入前に成分表や分類の記載を確かめるようにしましょう。チェックを疎かにしていると、化粧品の方を買ってしまう場合が出てくるからです。
30 total views, 1 views today